Q
15.
点耳薬を使うときの注意は?
A

冷たい薬液を耳に入れると眩暈(めまい)を起こすことがあります。点耳薬を冷蔵庫から出した場合には、点耳液の入った容器を手のひらで握って、薬液を室温〜体温くらいに暖めてから、点耳薬を耳の穴の壁を伝わせながら、ゆっくりと滴下します.この時、指示された量以上を滴下しないよう注意が必要です。点耳薬の使い方には大きく分けて、〔点耳療法〕と〔耳浴療法〕とがあります。

〔点耳療法〕は、先ず綿棒で耳の穴の分泌物を取り除いて、治療する側の耳が上になるように横向きに寝て、スムーズに薬液が耳の穴に入るようにします。次に耳たぶを引っ張るようにして、容器の先端が直接耳に触れないように注意しながら点耳薬をたらします。点耳後は2〜3分間そのままの姿勢でじっとしておきます。清潔なガ−ゼ、ティッシュペ−パ−等を耳にあてて起きあがり、耳の外に流れ出てきた薬液を拭き取ります。

一方、〔耳浴療法〕は、同じ手順で耳の穴に点耳薬を注入し、そのままで5〜10分間満たしておく治療法です。点耳療法との違いは、点耳薬の液量と、液が耳に触れている時間と考えてよいでしょう。点耳薬によっては10分程度の耳浴時間を指示しているものもあります。