Q
6.
薬は飲んだらすぐ効くの?
A

服用された薬は、一般的には、消化管で吸収されて血液中に入っていき、血液中の薬の濃度が効果を発揮できる濃度、つまり有効血中濃度に達したときに、効き目が現れてきますので、飲んだ直後から効くというものではありません。しかし、飲んだあと、どの位の時間で効果が現れるかは、薬によって異なり、早いもの、遅いものなどいろいろあります。
この血液中の薬(成分)は、体内を循環した後、そのまま、または代謝されて別の成分として、体外に排泄されます。その結果、薬の濃度は時間とともに徐々に減少して、次第に血中濃度が下がり効果がなくなります。この有効血中濃度を維持している間が薬の効いている時間です。この時間に応じて、1日の服用回数が、1日3回とか、1日1回というように決められています。

そのために、飲んですぐに効かないからといって、1回に飲む薬の量を増やしたり、1日の服用回数を増やしたりすると、必要以上に薬の濃度が高くなり、副作用や中毒症状が現れることもあります。医師・薬剤師等に相談せずに、服用する薬の量や回数を増やしたり減らしたりしないようにしましょう。