Q
4.

薬を飲む回数は決まっているの?

A

薬を飲む回数は、それぞれの薬について決められています。これは薬を効果的、かつ安全に使うために守らなければならない重要なことです。
薬によっては、効果が持続する時間に違いがあります。
ほとんどの薬は、服用すると胃や腸から吸収され、血液によって全身に運ばれます。その薬が効果的に働くためには、その薬の効果を発揮する部位での濃度が一定のレベルに達する必要があります。薬を服用すると、まもなく体の中で薬の濃度が上がりはじめ、効果を発揮するレベル(有効血中濃度)になりますが、そのレベルがある程度持続したあと、薬は代謝を受けて分解されたり、尿から排泄されたりして、効果がなくなっていきます。
したがって、同じ薬を短時間に2度飲んだりすると、最初に飲んだ薬の血中濃度がまだ高いうちに次の薬が吸収されることになりますので、薬の濃度が必要以上に高くなってしまい、薬が効きすぎて、ときには副作用が現れる場合も考えられます。したがって、薬を飲み忘れたからといって、忘れた分をいっしょに飲むことがないようにしましょう。

最近は1日2回とか1日1回だけとか、飲む回数が少ない薬が増えています。これらの薬は有効濃度を維持する時間が長くなっていますので、薬を飲む間隔には注意が必要です。初めてもらう薬の場合、あらかじめ飲み忘れた時の対応を、医師・薬剤師等に聞いておかれることをお勧めします。