Q
1.

薬を飲む時はどれくらいの水が必要なの?

A

飲み薬(内服薬)は、体を起こして、コップ一杯程度、約200mL(ミリリットル)の水かぬるま湯で飲むのがよいと言われています。熱があったりして寝込んでいるときまでわざわざ立ち上がる必要はありませんが、せめて体を起こし、飲むようにしましょう。あまり極端に冷たい水で服用することは、胃腸を刺激する可能性があるので避けましょう。
よく「水なんか無くても薬は飲めるさ」と自慢する人や、自分は病人だからといって寝たまま薬を飲む人がいますが、水無しで薬を飲んだり寝たままで薬を飲むと、のどや食道にひっかかったり、誤って気管に入ることがあります。特に、カプセル剤はゼラチンなどでできていますので、のどや食道の粘膜にくっつきやすくなります。食道に薬がとどまると、効き目が遅くなるばかりではなく、薬が溶け出して粘膜を傷つけることもあります。また、薬によっては、胸の不快感や吐き気、胸の痛みなどを起こすこともあります。
また、薬が水で溶けることで胃の負担も少なくなります。十分な量の水で薬を飲まないと、薬の吸収が悪くなったり遅くなったりして期待通りの効き目が得られないこともあり、特に、抗生物質や解熱鎮痛剤ではこの傾向が強いといわれています。
ただし、最近では、少量の唾液で溶けるOD錠〔口腔内崩壊錠〕も発売されており、これらの場合は水なしで服用してもかまいません。